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インプラントには保険が適用されません。ですから、高額な費用がかかってしまいます。インプラントを埋め込む顎骨が弱い場合は、強化するための手術も必要になるので、別途費用がかかります。また、治療方針を決めるための診断料も数万円かかります。費用の面だけでなく、高度な技術を必要とするインプラント手術ですから、病院は慎重に選ぶようにしましょう。
統一地方選の県議選は告示(4月1日)まで1カ月余りに迫った。4年前の前回は定数削減と選挙区再編があり、全選挙区で選挙戦となった。しかし今回情勢は一変。現在のところ、15選挙区のうち7選挙区は立候補予定者が定数と同数にとどまり、無投票の可能性が出ている。民主にとって政権与党として初めて臨む統一地方選だが、県議選への公認候補は9人で定数(49)の2割に満たない。選挙区ごとの構図を紹介する。
◇民主ちぐはぐ、保守は乱立
◆岩国市・玖珂郡区
定数5に9人が挑む乱戦。空母艦載機の岩国基地移転をめぐり、鮮明だった対立軸は政権交代であいまいになった。そのうえ、反対運動を支えた民主現職の吉敷晶彦氏と共産現職の久米慶典氏が出馬を辞退、異例の状況で選挙戦に突入する。
民主は、党の方針で複数候補擁立を目指し、新人の元市議、野口氏を公認。しかし、吉敷氏は共倒れになると主張、1期で身を引いた。吉敷氏は前回、藤谷光信氏の参院選転出で急きょ、公募に応じた民間出身。ちぐはぐな対応で組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈するなか、野口氏は民主への大逆風をまともに受け、参院議員の藤谷氏と衆院議員の平岡秀夫氏の個人票、連合山口の組織票に頼る。
自民は衆院2区での大票田で議席を回復し、次期総選挙に弾みを付けたいと、旧郡区が地盤の現職・山手、畑原の両氏に、旧市区の元職・橋本氏の3人に公認を絞った。旧市区と旧郡区が統合された前回、4議席を狙って橋本氏と旧市区から新人を擁立し、共倒れしたからだ。しかし、旧由宇町長で無所属現職の槙本氏に加え、元市議の新人、阿部氏が無所属で出馬表明。保守票の争奪は過熱気味だ。
共産は、病気で出馬回避した久米氏に代わり、新人の松田氏を擁立。現政権への失望層の取り込みを狙い、艦載機移転と愛宕山事業跡地での米軍家族住宅建設に一層、強く反対姿勢を打ち出す。
台風の目は無所属新人の井原氏で、女性票の獲得を狙う。夫の勝介氏は艦載機移転に反対し辞職した前市長。後援会事務局長を務め、自身の市長選(12年1月)出馬を前提にした前哨戦の様相だ。
和木町議の灰岡氏は、井原氏と女性票争奪で競合しそうだ。
◇民主現職に挑む2新人
◆柳井市区
民主現職に自民と無所属の新人が挑む三つどもえになりそう。
民主の河北氏は09年の補選で自民・松野氏に約750票差で勝利。今回は民主への逆風の中での戦い。元日から街頭に立ち、少子化や高齢者の住宅対策などへの取り組みを訴える。
自民新人の星出氏は、党員投票で松野氏と公認推薦を争い1票差で勝利。党職員の経歴から、元派閥領袖議員が来援するなど知名度アップを図る。地域経済の活性化には議席奪還をと強調する。
元自民党柳井支部長の松野氏は、前回補選の雪辱を期したが、党員投票で苦杯。離党し無所属で出馬する。県漁協支店の運営委員長を務め、漁業関係団体の推薦を受ける。市の閉塞(へいそく)感打破を訴える。
◇民主新人と自民現職激突
◆熊毛郡区
民主新人と自民現職の一騎打ちの様相。
民主新人の成川氏は衆院議員の平岡秀夫氏の秘書を辞め、1月末に出馬表明、後援者集めに奔走する。地域主権を唱え、上関原発は町の方針を尊重する立場。前回敗れた候補が成川氏の支援に回る。
自民現職の吉井氏は8選を目指す。経験を生かし、活力ある古里づくりを強調。地区ごとで小集会やあいさつ回りに工夫を凝らす。今回の戦いを政権奪還の前哨戦と位置づけ、精力的に訴え歩いている。
◇自民6選阻止へ対立候補模索
◆大島郡区
6選を目指す自民現職の柳居氏は、旧4町の後援会支部を拠点に態勢固めを図る。前回、20年ぶりに対立候補を出し選挙戦に持ち込んだ住民グループが無投票を避けるため、候補の擁立を目指して検討を重ねている。
◇現職以外動かず、民主も気配なし
◆下松市区
前回の混戦模様とは打って変わり、出馬を表明しているのは現職の2人のみ。
民主は1月になってから他地区で新人を擁立したことや党への逆風を受け、いまだに下松では擁立の見通しはない。自民現職の守田氏は前回より支持層を広げ、無所属現職の国井氏も井川成正市長や一部市議から引き続き支持を得るなど、両者とも選挙戦に備え、あいさつ回りやミニ集会などを開き、準備を進めている。
◇現職は民主・自民、第3の動きなし
◆光市区
前回、共に40代で当選した民主の秋野氏と自民の河野氏の2人以外に立候補の動きはない。一時は取りざたされた第3の候補者擁立の動きは鈍くなった。
秋野氏はこまめに支持者回りをし、引き続き支持を集めている。河野氏は父親からの地盤を引き継ぐとともに、若年層への支持集めにも力を入れている。
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◇岩国市・玖珂郡(定数5)
野口進 45 [元]岩国市議 民新
畑原基成 56 党県役員 自現
山手卓男 66 会社役員 自現
橋本尚理 53 映画会社顧問 自元
松田一志 53 民商事務局長 共新
槙本利光 64 [元]旧由宇町長 無現
阿部秀樹 52 [元]岩国市議 無新
井原寿加子 55 [元]銀行員 無新
灰岡香奈 27 和木町議 無新
◇柳井市(定数1)
河北洋子 53 党県幹事 民現
星出拓也 30 [元]党本部職員 自新
松野利夫 54 [元]柳井市議 無新
◇熊毛郡(定数1)
成川正之 47 [元]衆議員秘書 民新
吉井利行 62 党県副会長 自現
◇大島郡(定数1)
柳居俊学 61 [元]旧東和町長 自現
◇下松市(定数2)
守田宗治 59 党県総務会長 自現
国井益雄 61 [元]市職員 無現
◇光市(定数2)
秋野哲範 50 会社役員 民現
河野亨 48 会社役員 自現
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敬称略。立候補予定者の名簿順は、衆院の勢力に基づく。同政党内では、現、元、新の五十音順。
〔山口版〕
2月25日朝刊
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